【イベントレポート】映画『ボストン市庁舎』アフタートーク

こんにちは、市政をたのしむユニット:ゆるりと◎の吉澤です。

先日、上田映劇の別館「トラゥム・ライゼ」にて行われた映画『ボストン市庁舎』のトークイベントにゆるりと◎として、初めて登壇しました。


イベントには参加できなかったけど、どんな話が出たのか知りたい方、映画を観た感想を共有したい方、ゆるりと◎の活動に関心を持ってくださった方にイベントの様子をご紹介します。


『ボストン市庁舎』はどんな映画?

この映画は、フレデリック・ワイズマン監督がボストン市庁舎をはじめとする市政にかかわる場所での対話やボストン市内の風景を撮影したものです。


上映時間は4時間半以上!
季節が移り変わる様子を観ていると、膨大な場面が撮影されたことがわかります。


当時のボストン市長であるウォルシュ氏のスピーチや、様々な市民の会話や仕事、生活の場面から、市役所の仕事=市政が、幅広く関わっていることが実感できる内容です。


上田市長へのインタビュー

今回のイベントは、鑑賞後に上田市の市長とも「市民のための市役所」について話をしたいと企画されました。

当初の予定では、土屋陽一市長に映画館へお越しいただき、来場者と場を共有しながらお話をする予定でした。


しかし、新型コロナウイルスの感染状況から難しくなり、事前に収録したインタビュー動画の上映に変更となりました。

インタビューでは、映画の感想や印象的な場面についてお話した後、「市長からゆるりと◎に聞いてみたいことは?」とたずねると、「市長と話す機会はほしいですか」とのお答え。

「ほしいですっ!」と即答し、もし企画が実現したらぜひ参加をという話になりました。


土屋市長は、映画の中で様々な場に出向き、市民の声を聞いたり自らの言葉で伝えるボストン市長が印象に残ったそうです。上田でもそんな場が設定できたらいいですね!


土屋陽一市長のSNSには、私たちの訪問やインタビューの投稿も。

facebook /twitter


当日のトークの様子

多くのトピックが盛り込まれた4時間半を終えて、参加者の方にもどんなところに関心をひかれたのか聞いてみたい!と思い、フロアにマイクを渡しながら進めました。


口火を切ってくれたのは、これまでの対話イベント「#上田と市政とコーヒーと」にも欠かさず参加してくれている市議会議員の齊藤加代美さん。

「強いリーダーシップを発揮する市長が描かれている背景で、部長や課長の取りまとめの手腕も必要なのではと感じた。実際はどうなのか気になった」とのこと。市役所の組織的な動きを知っている市議会議員ならではの視点でした。


また、市政に挑戦予定の武田さちさんも発言してくださり、「女性が思いを伝えるシーンが印象的だった」と女性として力をもらったようでした。


その他に参加してくださった議員の方の投稿もご紹介します。
斉藤達也市議:facebook
金子和夫市議:facebook


さらに、「語って進む市長や、的確な発言をする市民のフランクな対話が印象的だった。なぜそうしたことが実現できるのだろう」という参加者の方からの質問に対して、他の参加者の方が、サッと調べて「リベラルな地域性もありそう」と教えてくださる場面もありました。


長時間の鑑賞後お疲れのあるなか、発言してくださった方も聞いてくださった方も場を共有していただき、ありがとうございました!


市政について話そう。次回は2/20!

政治について、自分の言葉で、自分を主語にして話をするこうした機会を持つことは、市役所や行政を身近に感じ、市民と行政の間で対話や提案が活発になっていくのではないしょうか。

そしてそれは、暮らしを快適にするために大切なことなのではないかと思っています。


次に皆様とお話しできる機会は2/20(日)の「#上田と市政とコーヒーと 市議会スペシャル!」です。

様々な方とお話しできることを楽しみにしています。